自分でやります、はい。

売ってなければ作ってみる。うまくいかなきゃもう一度。興味があればやってみる。そんな人間の記録ブログ。

次男、上腕骨外顆骨折

次男、骨折の巻

 
私が同人誌即売会に行っている間、夫と子どもらは夫の実家へ泊まりで出かけていた。
その先で、次男自転車運転中に転倒し、肘を強打したとの連絡。
だいぶ腫れていて冷やしているけれど、触らなければ痛みはないようだとのことで、少し安堵。
きっと打撲、悪くてもヒビ。
GW真っ只中だったこの日、実家付近で受診できる病院はなく、翌日自宅近くの中規模病院を受診することにした。
年中無休で診察してくれるこの病院、整形外科アリ。
ただし、祝祭日は非常勤の医師が担当するらしい。
 
レントゲン撮影を行なった結果「骨折」。
マジかよ……。
左上腕骨外顆骨折との診断で、固定&三角巾の骨折スタイルになった次男
しばらくは固定ですね〜明日常勤医を受診してくださいね〜とのこと。
まあ、近場の病院でよかったわ。
 
なーんて安心してる場合じゃなかった。
 
翌日、常勤医に診てもらった。
「手術をしたほうがいいですね」
……マジかよ……。
待って、本人痛がってないけど?確かに折れてるだろうけど勝手にくっつくよね?
ほら一昨年少年野球の6年生が合宿で骨折したけど入院しなかったし?
 
「この子の場合、骨折した部分の骨と骨が2.5-3mmぐらいズレてます。だいたい2mm越えると手術をした方がいい」
 
ほほう……マジかよ。
確かにこのまま固定をしていれば骨はくっつく。
でも、成長段階にある次男の骨は治る過程で「過形成」(骨が育ちすぎる)を起こし、腕の可動域が狭まったり腕が曲がったりする可能性がなきにしもあらず。
まだ小学2年だからこそ、これからを考えれば手術以外の選択肢はなかったわけで。
 

 

 

M病院の整形外科へ

 
市内の大病院、次男は喘息発作で夜間に何度かお世話になったM病院へ。
紹介状を持参していても診察券を持っていても「初診」扱い、予約なし。
が!実は紹介状を持参する場合は初診でも予約が取れるそうだ。
我が家は残念ながら祝祭日に転院が決まったため予約時間外だったが、平日に電話で予約が取れるらしい。
 

8:15 紹介状患者受付開始。

9:45頃に受付が終了し、整形外科へ。問診票を記入し、診察室前へ。
 
診察室7,8,9どれかになりますのでお待ちくださーい、と。
部屋ごとに電光掲示板があり、整理番号が出てくるしくみ。
……ねえ、待って、待ってよ。
7からは8,9の番号が見えないし、8からは7,9の番号が見えない。
しかも、番号も名前も呼んでもらえない!
番号が更新されるたび「ポォン」って音はするけどなんとなく方向がわかる程度だから、音が鳴るたびに3つの診察室を確認する私。
落ち着かない。
 

9:15 診察

診察をしてくれた医師は、医者っぽくないというか、日本酒が好きそうで人のよさそうなおじさん。
飲み屋に必ずひとりはいる、気安く話しかけてくるタイプのオッサン。
まあ、物腰が柔らかな人で安心。
持参したレントゲン画像だけではわからない部分をCTスキャン見てみることに。
その結果によって、手術をするかどうか決めることになった。
手術をやるとなると今日かもしれないし明日かもしれないそうで、とりあえず食事は禁止、お茶と水、スポドリは12:00までとなった。
 

9:30 CTスキャン、レントゲン撮影

CTは初めての次男
靴のまま横になり、三角巾も固定具もつけたままで撮影。
結構待った割に撮影はあっという間に終了。
はて、CTって輪切りのレントゲンだっけ?←これでも臨床検査技師
 

10:15 再び診察待ち

ここで予約なしの恐ろしさが。
「この番号の方はお待ちください」に表示されっぱなしの次男の番号。
ガンガン抜かされていく……一時間以上は待ったかな?
 

11:15 診察

CT画像は骨の形を立体視できるものだった。
平面的なレントゲンでは骨に入った亀裂が開いてどこまで続いているのか分からなかったが、なんと肘の関節まで亀裂が伸びていた。
その場でオッサン医師による手術の説明が始まり、説明しながら手術説明書」に入力をしていく。
下方が同意書になっているもの。
オッサンのブラインドタッチ、左手は親指と人差し指しか使わないのが物凄く気になったところではあった。
 
「観血的整復固定術」という骨折では一般的な術式。
観血的とは、切開しますよ、血が出ますよ、の意味。
骨折部位が離れ、転位(ズレること)している。
そのため、骨をピンで固定する処置をし、1ヶ月ほどギプス固定となる。
ピンは後日「抜釘」(ばってい)が必要とのこと。
手術を行うことによるリスクの説明は分かりやすく、平易な言葉もしっかりと実例を示しながら説明してくれた。
 
【質問】
抜釘はもう一度切開して抜くのか。
【回答】
yes。二泊三日の入院になる。
 
取り出しやすい部分、外側?に金属を打つ(?)術式もあるそうだが、今回は中に打つ。
これは術後に聞いたのだが、次男アトピー性皮膚炎で、肌が常に乾燥し、すぐに荒れる。
こういう子の肌に金属を触れさせておくのはNGだそうだ。
というわけで、しっかり説明を聞き、同意書にサインをした。
 

11:40 術前検査

採血採尿、心電図。
採血室勤務の技師なので、この辺は存じ上げている。
麻酔をかけても大丈夫か、血が止まりにくい状態ではないか、手術に耐えられる体調か、などなどを調べる。
採血も心電図も、ひとりでちゃくちゃくとこなす次男が頼もしい。
 

12:00 最後の水分

術前検査の前に夫が買ってきたスポドリを、これでもかと飲み、私が回収しなければずっと飲んでる感じだった。
今日はこれ以降、食事ができない。
術後3時間ほどでやっと水分が摂れるらしい。
 

12:30 入院手続き

予約入院の窓口は混雑していたが、緊急入院はさほど時間がかからなかった。
小児科病棟では親の付き添いが可能だそうだ。
これまで長男の耳介手術、次男の喘息入院ともに完全看護の病院だったからびっくり。
まあ、小学生ですし、付き添いはせず。
入院になるかもしれない、と着替え一式は持ってきていたが、全てレンタルができるそうだ。
 

13:00 入室

ナースステーションの目の前、四人部屋の窓側だった。
まだアウアウアーの赤ん坊と、長男と同じぐらいの男の子がひとり、入院していた。
入院に際する説明を看護師さんから受け、必要書類に記入する。
術衣を渡され、14:00になったら着替えて欲しいとのこと。
暇で暇で、ついに次男3DSを渡した。
 

14:00 術衣へ着替え

着替えたかどうか確認しにきた看護師さんに気づき、なぜかゲーム機を隠す次男
手術室へは15:00に移動する予定だが、前の手術の状況により変更するとのこと。
次男に、手術に関して簡単に説明をした(私が)
眠る薬を使うから痛みはないし、起きたら病室に戻ってるから心配ない、と。
彼も「ふーん」程度でゲームの世界へと戻って行く。
退院祝いはビッグボーイに決定。
 

14:30 最後のトイレ

出ても出なくてもトイレに行く。
看護師さんが次男に、手術の説明。
と言っても、術中は全身麻酔で何も分からない彼に詳細は説明せず。
「白いお帽子を被ったら、ママとパパとバイバイだよ」
「少しの間頑張れるかな?」
「起きたらママとパパに会えるからね」
……ねえ、不安を煽らないで……。
明らかに緊張してしまった次男の顔。
なんてこった。
 

15:00 手術室へ移動

職員用エレベーターで手術室へ。
自動ドアの向こうはドラマの世界。
私も学生実習でしか入ったことないよ!
次男は自分で名前と怪我の箇所を伝え、麻酔医を待つ。
麻酔医は美人女医で、サインするより「サインください」だった。
術中被るディスポの帽子をかぶり、いよいよ。
中に入ったら、眠くなるお薬を吸い込むよ、との説明。
鼻で息をするとちょっと臭いから、口で大きく息をすること。
すぐに眠たくなって、目が覚めたらお部屋に戻ってるからね、と説明され「魔法」と呟く次男
躊躇いつつも看護師に連れられ、もうひとつのドアの向こうに歩いて行く次男を「頑張ってねー!」となんの不安もなく送り出す親。
 
手術にかかる時間は2-3時間だという。
絶食の次男には申し訳ないが院内コンビニでパンを買い、小児病棟のラウンジで小説のネタをネリネリしながら待機。
一旦家に戻った夫は、長男を連れて戻ってきた。
 

18:00 手術終了

看護師に呼ばれ、手術室へ。
今回の手術でどんな処置をしたのか、説明を受けた。
 
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ピンを打ったレントゲン写真を見て夫も私も「すげぇ……」と。
なんだろう、工作、DIY
釘と針金で修理しよう!みたいな。
平均的な期間では半年プラマイ3ヶ月で抜釘の処置となるらしい。
てっきり手術室から病室へ一緒に戻るんだと思ったら、手術室出口には誰もおらず。
次男は先に帰ってしまったらしい。
 
点滴、心拍・酸素モニター、酸素マスクが生えた次男は、麻酔が抜け切らず、半分寝ている状態。
看護師の検温や血圧測定をする声に反応するものの、やっぱ半分寝てる。
術後は15分おきに状態を確認するらしい。
看護師が出て行ったあと、突然咳き込む次男
喉の違和感が強いらしい。
全身麻酔では内臓機能が低下するため、呼吸も低下する。
そのため挿管(金属の管を喉に入れる)して呼吸を確保することになる。
この管のせいで痰が出たり喉が枯れたり痛みが出たりする。
咳が止まらず、もやもやした意識の中での不快感が拭えない次男は泣き始め、泣くから咳が酷くなり、唾液で喉が詰まる音がしたので慌てて横臥させる。
ナースコールを押し、すぐに看護師が駆けつけた。
予期していた状況ではあるけれど、自由に寝返りをうてない状態だから、窒息が怖かった。
看護師が痛みの有無を確認すると、腕と喉が痛いという。
多分、腕の痛みはさほど大きくないのだろうけれど、はっきりしない意識下での痛みってとても不愉快なのだろう。
少しでも和らげようと、痛み止めの座薬を使うことに。
「痛くなくなるお薬をお尻からいれるからねー」
それを聞いて、怯えて仰向けから動かない次男
座薬のなんたるかを知らないのだから仕方ない。
注射だと思ってるのか、ロケットでも突っ込まれると思ってるのか。
頑なに拒否する次男をどうにか説得しようとする看護師を差し置いて、親二人。
「お前のウンコより小さい薬入れるだけだよ、お前ウンコするとき痛くないだろ?」
理にかなっているけど、近隣ベッドの皆様には迷惑な説得。
実際に座薬を見せると納得したようで、やっと横向きになってくれた。
すったもんだで少し意識が明瞭になったようで「喉乾いた」とひと言。
意識が戻っても、全身麻酔では消化機能すら眠っていたわけで、麻酔が抜ける前に飲食をするのはダメ。
というわけで、お腹がまだ起きてないから、あと1時間経ったらお茶が飲めるよ、と伝えると納得してくれた。
そして再び眠りへ。
面会時間が終わる頃になっても起きる気配はなく、そのまま帰宅することにした。
 
【質問】
退院後、学校はいつから行けるのか。
【回答】
退院翌日から登校OK。
 
【質問】
運動はいつからできるか(ギプスつけたままで)。←少年野球チームに入って頑張っている次男右腕だけでも使えるのならできることは沢山あるわけで。
【回答】
術後の経過を見ながらになる。